ELMARIT-M 28mm F2.8の引き合いに必ず出されるのがM-HEXANON 28mm F2.8とM-ROKKOR 28mm F2.8だ。
M-HEXANONは高い描写性能から「和製エルマリート」の俗称がある。1999年発売なので2年前にはまだ新古品があった。
M-ROKKOR 28mm F2.8は1981年ミノルタCLEの開発と同時に発売されたMマウントレンズ。本家エルマリートを凌ぐという人もいる。
本家を凌ぐと言われれば、どうしても使ってみたくなる。
田舎に暮らしていると、このようなレンズにはなかなか巡り会える事はない。
ところが最近ネット上でAランクのモノを見つけた。
バルサム切れやくもったモノが多いと言われているので早速電話で確認した。
そんなモノがあったら、この値段は付けないと言う。
しかし送られた来たレンズにはキズがあった。
ネットの恐いところで明らかに並以下だ、不快な思いで返品した。
レンズがクリアーだっただけに残念な思いをしていたところ出るときは出る、直ぐに次が現れた。
少し目盛りは黄ばんでいるがレンズは間違いなく綺麗という。
届いたレンズ、外観は並品だがレンズ内のホコリもほとんど見受けられない。
フード付きだが付けるとレンズが見えないので、先ずははずして記念撮影した。