スパークを起こした真空管に直結の抵抗が激しく焼損していた。
一部が吹き飛んで煤を撒き散らせている。
煤を拭き取ってみたところ基盤のエポキシ層も燃やし、中のガラス繊維が見える。
とりあえずR17 180Ωの抵抗を交換した。
2度は無いだろうが基盤を焼かないように浮かして取り付けた。
関係部位の表側。
ランドのホールの半田を取ろうとしてランドを剥がしてしまった。
R17の左側は真空管の4ピンに接続されているためソケットに直結。
右側はPENTODE・UL・TRIODEをセレクトするジャンパー・プラクの始点に接続。
オリジナルのジャンパー・プラクは抜こうとしてもろくも粉々になった。
抵抗のリード線にテフロンコードの被覆をかぶせて代用品を作った。
これで大丈夫だろう!
はらわたを仮に納めてテストだ。
スィッチON
無音だ。
ヒートアップが終わる1分程して、あの懐かしい「ブー」が帰ってきた。
後はアムトランス様に頼るしかない・・・!