WE300B OLDが愛知と東京の店から1本ずつ出た。
2本とも、プリントの300BとWESTERN ELECTRICが通常とは上下逆で、一つの店はリプリントの可能性ありとしていた。
しかし内部の構造はWE300B刻印の後期と同じだ。
プリントでは1942年からは製造年号が入るので1941年の可能性が高い。
プリントも高さこそ違え同じ版型だ。
バラバラにしておくのは可哀想なので縁を取り持った。
WE300B刻印への関心は薄れ、WE300Aへの関心が高まっていた昨今だが、これも縁だ!
期待した蛍光は余り濃くなかったが、いずれも首の所に少し出ている。
整流管にはWE274B刻印をあてがいWE300B刻印の音はこんな感じかなと思って聴いていると何だかニンマリしてくる。
2A3と45を何本か聴いた経験から、1933年がこれら真空管の絶頂期であったと考える様になった。
WE300Bも遡れば遡るほど音が良い傾向にあるので、1933年に実用化されているWE300Aまで遡れば頂点が見えて来るのではないだろうか。
どうしてもWE300A初期を聴いてみたい!
グロー