(4)香椎宮
仲哀天皇、神功皇后を祀る。昔は香椎廟といった。
西征中この地で没した仲哀天皇の霊を、神功皇后が祭ったのが宮の起源とされる。
熊襲征伐のため筑紫におもむいた仲哀天皇・神功皇后がこの地に仮宮(皇居)を置かれた。
不幸なことに志しなかばにして仲哀天皇は崩御されたが志を継いだ神功皇后は男装に紛し、九州はもとより三韓など海外へも国威を知らしめた。楼門、重層の雄大な建造物で総欅白木造りで左右に筋塀がある。
外には鳥居が見える。
境内の中の参道
社殿前の中門。
欅造朱塗の御門で左右に廻廊を廻らしている。
拝殿
本殿は「香椎造り」といわれる日本唯一の建築である。
国の重要文化財に指定。