プリアンプSV-20Dに付属の球はPhilipsECG JAN6922で、どちらかというとクールな音の様な気がする。
これはこれで非常に良いのだがSV-722に近い音だ。
もう少し違ったウォームでシャープな感じも味わってみたい。
真空管アンプは球を換えることによって音色を変えられるのも楽しみの一つだ。
同じSV-20Dをお使いのM城さんから「TELEFUNKENが最高峰、後はMullard 6922」と言うコメントを頂き、ご自身「Mullard 6922とは違うらしいがMullard 6DJ8というのを見つけ、つい手を出してしまいました。少しSV-310的な音になり、気に入っています。」と書かれていた。
TELEFUNKEN・Mullardとも聴いたことはないのだが「SV-310的な音になる」、と言うのが気にかかる。
さらに「それ以外ならTESLAで十分かも。TESLAは簡単に言うと近い音の傾向です。」とも教えていただいた。
やはり財政的に手が出せるのはTESLA E88CCまで。
ロゴがPhilipsとは前後逆で写真も反対側からの撮影になった。
TESLA E88CCには幾つかのバージョンがあるようだが、今回手に入ったのは軍刀マーク、レッドトップ、金メッキピンタイプのもの。
特徴はしっかりとした音像と、こってりと盛った油絵のような印象的な描き出し方だそうだ。
締めくくりに「6DJ8はエージングも時間がかかりますし、色々試すより是非、的を絞る事をお奨めします、1年後で全然音変わりますから。」とある。
既に球を交換した兆しは見えているような気がする。
当然オリジナルよりは好み。
1年先が楽しみだ!