またもや自動録画の話し。
『ラン・ラン アット シェーンブルン宮殿』が2009年11月1日(日)午前6:00~午前7:45(105分)BShiで放送されブルーレイ・レコーダーが自動録画していた。
ラン・ランて何者?と思いながら、つまらなければ消そうと流し見してみた。
所がとんでもなく凄い内容の放送だった。映像も綺麗で、いゃー楽しかった!
演目は以下の通り。
「歌劇“オベロン”序曲」 ウェーバー作曲
「ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21」 ショパン作曲
「交響曲 第5番 ハ短調 作品67」 ベートーベン作曲
「ポルカ“軽い足どり”」 ヘルメスベルガー作曲
「ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調」 リスト作曲
「ポルカ“ブレーキかけずに” 作品238」
エドゥアルト・シュトラウス作曲
「ポロネーズ 変イ長調 “英雄” 作品53」 ショパン作曲
(ピアノ)ラン・ラン
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)ズービン・メータ
~オーストリア・ウィーン シェーンブルン宮殿で録画~
ラン・ランが演奏したのは
「ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21」 ショパン作曲と
アンコールの「ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調」 リスト作曲
その後ラン・ランが聴衆を煽ってズービン・メータに
「ポルカ“ブレーキかけずに” 作品238」 エドゥアルト・シュトラウス作曲
をアンコール演奏させ、
そのお返しにズービン・メータ自らピアノの屋根を開ける所作で聴衆をわかし
「ポロネーズ 変イ長調 “英雄” 作品53」 ショパン作曲
をラン・ランが演奏した。
アンコール演奏の2曲は兎に角凄い!
即興演奏の様に見える指の動きは最早ハイビジョンカメラでも写し止めることが出来ない。
しかもステージ上にでんと据えられた大きなグランドピアノがグラグラグラグラ揺れ動くのだ。
さすがのオスカー・ピーターソンでも指だけでピアノをグラグラ揺り動かすことはなかった。
かくてBlu-rayに落として愛聴盤となった。