「刻印」と云う表示に惹かれて、また手を出してしまった。
だが刻印とは言ってもWE300Bではなく2A3の話。
メーカーはRCAではなくフランスのVisseaux社。
ヴィソースと読むらしい。
管の後ろにSERVICE PUBLICとマークされている。
間違っているかも知れないが一般向けといった意味だろうか?
H型のWプレートでゲッターは半円形の金属片の中心部を凸状に押し出した物。
フィラメントは元の方をU字形に曲げてテンションを掛けたフック釣り。
「この真空管は、かなり古いものなので、十分にエイジングをしてお使いください。」
と注意書きがあった。
背の高い方は真空管の脚が2本ぐらついているのでソケットに挿したら抜くとき脚が取れそうだ。
一応瞬間接着剤で固めたが挿すのが躊躇われる。