早とちりだった。
中古であるし整流管のゲッターが全て透けて見えるので、かなり使い込まれている物と思い込んだ。
それと真空管の前評判に期待値もうなぎ登り・・・。
スイッチを入れてパイロットランプの点滅が終わり音が聞こえ始めた時には「やっちまったー!」と全身凍り付く様な思いがした。
ブログには
「聴いてみると想像していた音とはかなり違う。」
「このエコーが掛かった様な音が好きな人がいるかも知れない。」
とか書いたが、場末の映画館の様な音には実際凹んでしまったものだ!
ところが何度も聴いている内に段々PSVANE WE300Bの音がこなれて来た。
今から考えれば殆どエージングされることなくこちらに来たみたいだ。
現在この真空管には5~60時間は灯を入れたであろうか。
現時点の音でもコストパフォーマンスは十分納得できる音になってきた。
まだまだ良く成ることも期待出来そうだ。
ただグロー(蛍光)の美しさは上の写真のCETRON300Bや
WE300Bには遠く及ばない。
やはり予想価格程度だったら2ペア、3ペア買う人はかなりいただろうが、現在の価格だと3本分で復刻版1ペアが手に入る。
さて、人はどちらを選ぶだろう?