8月11日7時頃、家族全員で天気予報に見入っていた。
九州から近畿に掛けては大雨注意報も出ている。
それでも午前7時半、稲光と雷鳴の轟く中、家内は子供達と出ていった。
家出ではない。
安芸の宮島行きを計画していたのだ。
気になっていた雨は午後3時頃には上がり、4時頃からは青空も見え始めた。
恐るべし「晴れ家族」達。
土産は例によって写真だ。
客(まろうど)社祓殿。
厳島神社本殿。
正面には緑青塗りの引き違いの菱形の格子戸がはめられている。
本殿前の平舞台。
大鳥居(おおとりい)。
奈良の大仏とほぼ同じ高さの16m、重量は約60t。主柱は樹齢500~600年のクスノキの自然木で作られているという。
本殿正面。
廻廊。幅4m、長さは約275m。床板の間に目透しという隙間があり、高潮の時に下から押しあがってくる海水の圧力を弱め、海水や雨水を海へ流す。
反橋(そりばし)。重要な祭事の際、勅使がこの橋を渡って本社内に入ったことから別名・勅使橋(ちょくしばし)とも呼ばれた。
左能舞台、右客社祓殿平舞台。
写真だけで見ると全体的な位置関係が良く判らない。
それでも撮ってきた写真を見ると息を呑むほど美しい。
続く・・・