DAコンバーターのSV-192Sでアップサンプリングした音の方が良いのは判る。
でも無くてもそれ程困らない。
と、思っていたがアップサンプリングされていないサブシステムで聴くと何だか物足りなく感じてしまうから不思議だ。
かといってSV-192Sを追加するのは無理、SV-192PROを追加するのはもっと無理。
そこで、コストパフォーマンスの高いベリンガーSRC2496を試してみた。
SRC2496は非常に安いけれどもAD/DAコンバーターであり、サンプリングコンバーターであり、フォーマットコンバーターでありと、大変多機能な製品だ。
デジタル入出力もXLR・コアキシャル・オプティカルがありAES/EBUやワードクロック入力なども付いている。
ただしサンプリングコンバートの上限は24ビット、96kHzまで。
通常CDのサンプリング周波数44.1kHzの2倍の88.2kHzを使うのが常道だろうけれども最大の96kHzで聴いてみた。
真空管バッファが付いてないと言う人がいるかも知れないがプリとメインが真空管なので倍音は付加されている。
何となく物足りなく感じていた音が、落ち着いて聴けるようになった。
確実に効果はある感じだ!
まだ数時間しか聴いていないが久々に興奮をおぼえた。