余り寝ていない。
再び気を取り直し、ここで「Lアングル 配線」にもどる。
LアングルとサブシャーシAを抵抗にて配線。
これでほぼ完了。
未配線が無いかチェック。
配線をインシュロックでまとめながら、ハンダかす・線材の切れ端・フラックスを除去。
これが完成後の全体写真だ。
やはりマニュアル付属の完成写真通りにはならない。
ところでこのマニュアルには最後のチェックシートがない。
P2に回路図があるので、これを見ながらチェックした。
少し大人な気がした。
一番誤差が大きかったB1・B2・B3の電圧が5.2%~4.7%高く出たが、元のAC電源が104.3Vあるから妥当な線だろう。
取り敢えずCDPとSV-310IIIを繋いで電源を入れてみた。
電源の入れ方は作法通りスタンバイスイッチで真空管のヒーターを安定させてからパワースイッチを入れる。
異音、異臭、煙の発生はない。
いよいよCDの再生だ。
CDはM城さんに敬意を表して
カルミニョーラの「四季」だ!
・・・・ウーン!音が出た。
久し振りに聴くブリッとした筋肉質の音だ。
ヴァイオリンの音色がとてつもなく美しい。
本格稼働前に20時間から30時間ヒーターをエージングするように注意書きがあったが待てない。
続けて
フリッチャイ指揮の《悲愴》を聴いた。
既にガッシリとした骨格の中に非常に繊細な音が充満している感じだ。
こんな《悲愴》は未だ嘗て聴いたことがない。まだスピーカはkit LS3/5Aでだ!
このSV-91Bの音、失ってから再び手にするまで何ヶ月掛かったことか?
今夜はまだ眠れそうにない!